ブログを検索してハウスメーカー利用者の体験談を探そう!
2020年04月19日
今は昔と異なり、ネットを利用しての比較が可能となりました。ハウスメーカーを選ぶ場合は、ブログや体験談を参考に、成功例と失敗例を事前に見ておくことが必要です。インテリアやデザインに関する意見も十分に参考になるので、調べることが効果的となります。ブログには様々な意見がありますので、一つの意見にこだわらない配慮が必要です。
利用者の体験談ではハウスメーカーに対する不満や営業マンの態度に関する書き込みがなされていることがありますが、あまり気にするのも考えものです。営業マンは人により態度が異なり、良い人もそうでない人もいるので、気に入らなければ変えてもらうことも可能となります。それよりも住宅本体の性能に関する書き込みが参考になり、よく見ておくことが必要となります。断熱が十分でばないために部屋が寒いとか、目がチカチカするなどの書き込みがあった場合は注意が必要です。
間取りやインテリアに関するブログや体験談は、参考程度に見ておくことがコツとなり、あまり重視する必要はありません。間取りやインテリアは変えることができるので、良いものを選ぶことで解決できます。仕上げに関しては体験談やブログを読んでも内容が伝わりにくい項目です。仕上げや設備関係は体験談やブログによるのではなく、実際に住宅展示場で確かめることが必要となります。注文住宅はカタログや体験談だけで判断できるものではなく、実際に実物を見ることでわかってくるのです。
利用者の体験談やブログでは確認できない項目に、構造耐力や耐用年数があります。注文住宅では地震に対する抵抗力を示す構造耐力や、性能を維持する期間を示す耐用年数がとても重要となります。構造耐力は利用者が判断するのは難しいので、住宅性能表示の耐震等級など指標で判断することが求められます。また、耐用年数はハウスメーカー軽視している部分でもあります。住宅は初期の性能を長い期間維持することがとても大切になります。
大手のハウスメーカーでは研究開発により構造耐力を高めているのがほとんどなので、その点で心配する必要はありませんが、中小のメーカーでは地震に弱い物件も存在するので注意が必要です。耐用年数は屋根材の品質が大きく影響します。瓦屋根などの耐久性の高い材料が使われていれば心配はありませんが、スレート系の材料は耐用年数のチェックが必要となります。屋根を安い材料にした場合は頻繁な交換が必要となり、かえって高くつきます。